メルマガ配信サービス 種類 特徴

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メルマガ配信システムの種類と特徴

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「メルマガ配信システム」の種類と特徴について解説いたします。

はじめに


メルマガを配信するためのシステムには様々な種類が存在しています。


大きく分けると、以下の2つに分類することが出来ます。


    • ASP型
    • 独自配信型


メルマガ配信を行う規模や内容などに沿って、費用対効果に優れたサービスを検討する必要がありますので、メルマガ配信システムがどのような構成になっているかを理解することが重要となります。


以下に、メルマガ配信システムの種類と特徴についてご説明したいと思います。



ASP型とは?


現在のメルマガ配信サービスの主流となっているのがASP型になります。


このASPとは、「Application Service Provider」の略語です。


このASPサービスは、インターネット経由でお客に対してビジネス用のアプリケーションをレンタルするサービスのことを意味しています。


つまりASP型は、事業者側でメルマガ配信を行うためのアプリケーションを作成して、メルマガ配信ができる仕組みを用意しておき、利用者が対価を支払ってメルマガ配信のサービスを利用するということになります。


インターネットを介してサービスの利用が可能となるため、通常のメルマガ配信システムであれば、Webブラウザ経由でいつでも操作ができるという利便性があります。


また、サービスに対するハードウェアやソフトウェアに関する保守や運用を企業に一任するため、不要な工数がかからないというメリットも有ります。


一方で、サービスの提供に関する全てを企業に依存することで、サービスの内容や料金体系が突然変更されるなどのリスクが存在します。


しかし、全体的に見た場合にはメルマガ配信に関するサービスの運用全てを任せることが可能となるため、メルマガを利用したビジネスに集中できることになりますので、費用対効果に大変優れているのがASP型であると言えるでしょう。


独自配信型とは?


独自配信とは、メルマガ配信を行うために必要となるハードウェアやソフトウェアを自分で用意し、それらの運用保守も全て自前で管理するということが一般的な方法になります。


当然、ハードウェアの準備や運用保守を外部に委託して、動作させるソフトウェアの部分のみを自分で運用する方法や、全てを外部に任せるという手法などが多数存在しています。


そのため、独自配信であっても一から全てを自分で運用しなければならないというわけではありません。


独自配信型でメルマガ配信を行う場合の主な作業としては、



  1. メルマガ配信用のソフトウェアを購入する
  2. メルマガ配信用ソフトウェアを稼働させるためのハードウェアをレンタルする
  3. ハードウェア上にメルマガ配信用のソフトウェアをインストールする
  4. メルマガ配信に必要となるソフトウェアの設定を行う
  5. メルマガ配信を開始する



という手順を踏みます。


特にハードウェアについては、WindowsやMacなどのドラッグ&ドロップが可能であるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が搭載されているOSではなく、キーボードでコマンドを一つ一つ入力して実行が必要となるキャラクターユーザーインターフェース(CUI)のLinuxというOSを操作する必要があります。


また、データ管理ではMySQLなどのデーターベースソフトウェアも操作しなければなりません。


このことからもお分かりいただけると思いますが、ある程度のITスキルがなければ独自配信型でメルマガ配信を行うことは難しいと言えるでしょう。


一方で、独自配信型の場合は自分で望むハードウェア構成を構築・選択することが可能であるため、メルマガ配信の到達率を向上させるためのカスタマイズを容易に行うことができるというメリットも有ります。


そのため、この独自配信型を利用しているユーザーの多くがハードウェアを適切に保管して運用管理ができる大企業が大多数を占めています。


独自配信型では運用保守の部分が難しいのであって、メルマガ配信をするためのソフトウェアの操作方法に関してはASP型とほとんど変わりません。


つまりハードウェア部分のセキュリティ対策や運用保守が出来さえすれば、個人であっても自分で好きなようにメルマガ配信のシステムを構築できるのです。


独自配信型のソフトウェアとしては、「ネット商人Pro」「ミルキーステップ」があります。


価格の違いはハードウェア部分が原因


基本的にメルマガ配信を行うためのソフトウェア部分はASP型も独自配信型も大差がないと考えて頂いて問題ありません。


それにもかかわらず、なぜかASP型のメルマガ配信サービスでは、料金体系が色々と異なっています。


その主な原因は、メルマガ配信サービスのソフトウェアを稼働させるために必要となるハードウェア部分の違いのために発生しているのです。


ASP型のサービス利用されているハードウェア構成は大きく分けると3つに分類することが出来ます。



    • 共用サーバー
    • 仮想専用サーバー(VPS)
    • 独自専用サーバー



共用サーバー


共用サーバーとは、複数人で利用しているサーバーのことを意味しています。


メルマガ配信サービスの多くがこの共用サーバーを利用しています。


共用サーバーを利用することでメルマガ配信サービスの利用者は、非常に安価にサービス提供をしてもらえることになります。


しかし、共用サーバーでメルマガ配信を行うことで、他の利用者が迷惑メールをこの共用サーバー上で行っている場合、他のメルマガ配信サービスの利用者も同様にスパムメールの発信者扱いを受けてしまうというデメリットがあります。


ASP型で共用サーバーを利用しているサービスとしては、「エキスパートメール」「アスメル」などがあります。


仮想専用サーバー(VPS)


共用サーバーよりもメルマガ配信を行うために適しているのが、仮想独自サーバー(VPS)と呼ばれるものになります。


この仮想専用サーバーとはVPSとも呼ばれ、「Virtual Private Server」の略になります。(以下VPSと記述)


VPSの仕組みは、共用サーバーと基本的なハードウェアは変わらないのですが、ソフトウェアを利用して仮想的に共用サーバーを個別に区分けをして、一人で専用で使用しているような設定を行います。


これにより、共用サーバー上にいる利用者が同じIPアドレスを利用してメルマガ配信を行っていましたが、仮想的に専用でサーバーを利用できるようにしているため、自分専用のIPアドレスを利用してメルマガ配信を行うことができるようになります。


そのため、共用サーバーよりもIPアドレスがスパムメールなどで汚されることが少なくなるため、メルマガ到達率を向上させることが可能になります。


一方で、独自のIPアドレスが割り振られることになるため、共用サーバーを利用している時よりもサービスの費用が高くなります。


また、VPSのサービスを提供している会社では、仮想サーバーの使用できるリソースを保証しているのですが、インターネットへの接続回線は共有されているため、VPS上の利用者の間でメルマガ配信を行うタイミンが同時に大量に発生すると、遅延が生じてしまうというデメリットも存在しています。


ASP型で仮想専用サーバー(VPS)を利用しているサービスでは、「VPS-NEO(エントリー)」「ワイメール」などがあります。


独自専用サーバー


独自専用サーバーは、利用者がサーバーの全てを独占して利用することが出来ます。


そのため、メルマガ配信を阻害するような外部的な要因を最大限低下させることができるのです。


しかし、高価なハードウェアを全て貸しきるという形を取ることになるため、利用料金が非常に高額になってしまうという問題点があります。


費用対効果が期待できるのであれば、この独自専用サーバーを利用したASP型のメルマガ配信サービスがメルマガ到達率の向上には最も最適であると言えます。


まとめ


メルマガ配信システムの構成についてご説明いたしました。


メルマガ配信については、ASP型を利用した方が手間暇がかからなくて済みますので、まずはこちらからスタートすることをおすすめします。


また、企業などで個人情報の管理を行った上でメルマガ配信を行いたい場合や自分でメルマガ配信システムのハードウェア部分の構成を自分でカスタマイズしたい場合には、独自配信型の導入をおすすめします。




 

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